Rin'の『サイの神』。すごくおきにいりの曲です。
伊豆市のテーマソングでもあるこの曲は伊豆の風景を歌っていて非常に風雅なのです。
歌詞のラストに日本書紀から引用している部分がありまして。
枯野を塩に焼き其(し)が余り
琴に作り掻き弾くや
どーいう意味でしょう?調べてみました。
出典:日本書紀 巻10 (応神記)第15代の応神天皇(誉田別尊)。
武庫水門('すいもん'と書いて'みなと'と読むらしいです)の火災のお話。
関係あるところだけ抜粋します(抜粋すると火災の話が出てこないが・・・)
伊豆国から貢奉された『枯野』という官船がありました。枯野は朽ちてしまって用に耐えなくなったので処分されることに。ただ処分してしまうのも忍びないので、材木を薪にして塩を焼きましょーという話になりました。
で、塩を焼いたところ燃え残りがあり、それを不思議に思って天皇に献上。天皇はこれでもって琴を作らせました。弾いてみるとその音はさやかで遠くまで聞こえましたとさ。
そのときに天皇が詠んだ歌。
枯野を 塩に焼き 其が余 琴に作り 掻き弾くや
由良の門の 門中の海石に 触れ立つ なづの木の さやさや
ほー!由来がわかると趣深いやね。
(参考文献:中公クラッシックス 日本書紀III)
曲はこちらに収録されてますよー。